訪問看護に興味はあっても、「一人で訪問するのが怖い」と感じる看護師は少なくありません。
「病院と在宅では、看護の考え方が違うのでは?」
「分からないとき、すぐに相談できる?」
アトリエ訪問看護ステーションでは、訪問看護未経験の方へ、最初から一人での訪問を求めません。同行訪問から始め、経験や習熟度を確かめながら、約6か月を目安に独り立ちを目指します。
この記事では、入職から独り立ちまでの流れと、独り立ち後も一人で抱え込まないための仕組みを紹介します。
数字で見る、未経験からのスタート
目安
目安
相談可能
管理者同行から
※教育期間は一律ではありません。これまでの経験、担当する利用者さま、本人の習熟度を確認しながら調整します。
目次
訪問看護が未経験でも、病棟経験は大きな強みです
訪問看護では、病院のようにすぐ近くに医師や他の看護師がいるわけではありません。そのため、利用者さまの小さな変化を捉え、必要な情報を整理し、関係職種へ正確につなぐ力が求められます。
一方で、病棟で身につけた力の多くは、そのまま在宅看護の土台になります。
変わるのは、看護を届ける場所と、判断するときの視点です。病態だけでなく、食事、排泄、活動、家族関係、住環境などを含めて「暮らし」を見る力を、同行訪問の中で身につけていきます。
急性期・ICUで培った経験を在宅へ。訪問看護というキャリア
訪問看護未経験者が感じやすい4つの不安
不安があることは、訪問看護に向いていないという意味ではありません。何が不安なのかを言葉にし、一つずつ経験していくことが、安全な独り立ちにつながります。
入職から約6か月。独り立ちまでの流れ
まずは、訪問看護の流れを知る
利用者さまの情報、訪問前の準備、記録方法、連絡先、緊急時の動き方などを確認します。iPadを使った記録やチームでの情報共有にも慣れていきます。
同行訪問で、在宅での見方を身につける
先輩と一緒に訪問し、観察、ケア、本人・ご家族との関わり、主治医やケアマネジャーへの報告までを経験します。できる部分から少しずつ担当します。
できる訪問から、一人訪問を増やす
経験や習熟度を確認しながら、状態が安定している方など、自信を持って対応できる訪問から段階的に任せます。判断に迷ったときは、訪問中でもチームへ相談できます。
本人と管理者が確認し、独り立ちへ
期間だけで区切らず、訪問の準備、観察、報告、記録、相談が安全に行えるかを確認します。不安を残したまま独り立ちを急がせません。
同行訪問は「ついて行く」だけではありません
先輩のやり方を覚えるだけではなく、「なぜその観察が必要なのか」「なぜ今、報告するのか」を振り返り、自分で考えられる力につなげます。
独り立ちしても、一人で抱え込む仕事ではありません
訪問は一人でも、看護はチームで届けます。すべてをその場で一人だけで解決する必要はありません。
チャット等で相談
管理者・チームと共有
専門性を持ち寄る
大切なのは、分からないことを曖昧なまま進めないことです。自分より詳しい人に聞き、必要な相手へつなぐことも、利用者さまへ安全な医療を届けるための専門性だと考えています。
オンコールも、入職翌月の1回から始めます
オンコールも、入職直後から月5回を任せることはありません。入職翌月にまず1回、管理者同行で経験します。その後も納得できるまで同行し、約半年かけて月5回前後へ段階的に増やします。
日中の訪問で利用者さまを知り、電話で確認する内容や相談先を理解してから経験するため、不安を抱えたまま一人で始めることはありません。
訪問看護のオンコールは不安?回数・実績・未経験からの始め方
転職前に確認したい、教育体制の5つのポイント
「未経験歓迎」という言葉だけでは、入職後の働き方までは分かりません。見学や面接では、次の点を具体的に確認することをおすすめします。
- 同行訪問の期間や、独り立ちの目安が決まっているか
- 一人訪問を始める判断基準が、期間だけになっていないか
- 訪問中に相談できる連絡手段と相手がいるか
- オンコールを始める時期と、同行・相談体制が明確か
- 記録や情報共有に使うICT環境が整っているか
アトリエでは、見学の段階で教育やオンコールについて率直にお伝えします。現在の経験や不安も含めて、遠慮なく聞いてください。
よくある質問
訪問看護への一歩を、見学から。
今すぐ転職を決めていなくても構いません。教育の流れや実際の相談体制を、直接確かめに来てください。
公益社団法人日本看護協会「訪問看護」
厚生労働省「看護関連政策」
※記載している期間や体制は、アトリエ訪問看護ステーションの教育方針・現在の採用情報に基づきます。本人の経験や習熟度により調整します。