先日開催された訪問看護シンポジウムのビジョンコンテストにて、ありがたいことに優勝という結果をいただくことができました。日々支えてくださっている利用者様・ご家族様、地域の関係者の皆さま、そして一緒に挑戦してくれているスタッフに、心から感謝しています。

本記事では、福井で訪問看護を行う私たちが、なぜ登壇したのか、そしてこれからの在宅医療で実現したい未来についてお伝えします。
訪問看護シンポジウムになぜ登壇したの?
私たちが登壇した理由は、福井から、在宅医療と働くスタッフに本気で向き合っている訪問看護ステーションがあることを伝えたかったから。都市部だけでなく、地方にも、在宅医療の可能性を信じ、挑戦し続けているチームがある。そして訪問看護は、「暮らしの中でその人らしさを支えることができる」素晴らしい仕事であるということ。
その魅力と可能性を、福井から少しでも届けたい。そんな想いで登壇させていただきました。
アトリエ訪問看護ステーションが伝えたいこと
今回のコンテストの基準は、
「あなたが就職するなら、どの会社で働きたいか」
私たちが目指しているのは、完璧な組織ではありません。挑戦できて、失敗できて、それでもまた前を向ける場所。勤勉な医療従事者が報われ、暮らしに寄り添う医療を当たり前に届けられる場所。そんな環境を、本気でつくりたいと思っています。訪問看護の価値と、医療従事者の働くということを、福井から再定義していきたいと考えています。
会社を通して、医療業界に「正の循環」を生み出すこと。
これが私の役割だと思っています。
例えば、不要な長期入院や救急外来で、医療現場がひっ迫。結果として、社会保険料の負担が増加している。
病院で長年働いていても、在宅医療の姿がなかなか見えてこない。
そんな現状も、少しずつ変えていきたいと考えています。
在宅医療には、まだ多くの課題があります。
でも同時に、可能性も無限にあると感じています。
その課題に会社として向き合い続ける中で、
もう一つ目指していることがあります。
それは、「アトリエで働いていることがステータスになる会社」をつくること。
- ウォルトディズニー
- Apple
- リクルート
- スターバックス
これらのように、「この会社で働いているんだ」と自然と誇りを持てる場所。
医療従事者が誇りを持って働き、
その結果として医療の質が高まり、
地域社会にも価値が返っていく。
そんな循環をつくることが、私の役割だと思っています。
P.S

プレゼンスライドを作りながら、これまでの出来事が何度も頭をよぎりました。
なぜ会社を立ち上げたのか。
なぜ東京ではなく福井だったのか。
どんな未来を、つくりたいのか。
私にしたできないことは何なのか。
気づけば、何度か視界が滲んでいました。
決して順風満帆ではありませんでしたが、
それでも立ち上げてよかったこと、
メンバーに出会えてよかったと。
心の底から思えた瞬間でした。
1年後、5年後、10年後。
まだ見ぬ景色はたくさんあります。
それでも、ひとつだけ確かなことがあります。
僕は在宅医療が好きです。
株式会社MEDIAL COMMONS
アトリエ訪問看護ステーション
代表取締役社長 近藤大晟